本コンテストの応募は締切りました。
多数ご応募いただき誠にありがとうございました。
株式会社フレームワークスの物流システムに関連したデータをオープンデータとして公開し、IoT時代における物流への新提案を、一般の開発者、研究者、学生などの皆様から広く募集します。
オープンデータは、従来組織が抱え込んできたデータをインター広くネットを通じて、コンピュータプログラムから直接利用できる形で公開するという動きです。先行した英米ではすでに、個人もふくめ多くの人がそのデータを利用するアプリを開発することで、データを抱え込んでいる組織では考えもつかないような多様な応用が生まれ、イノベーションに繋がる効果が実証されています。社会が成熟した国では数少ないイノベーションの伸びしろのための資源として、このオープンデータが世界的に注目されているのです。また賞金を懸ける公開コンテストは、多くの人にチャレンジしてもらうイノベーション加速の手段として世界的に広く行われています。
日本においても、政府や自治体などではオープンデータの動きが徐々に広まっていますが、民間企業では公共交通系など一部にとどまっています。今回のフレームワークスの試みは、倉庫や物流関係のオープンデータコンテストであり、日本だけでなく世界的にも珍しい試みです。
ネット通販の隆盛によりインターネットと倉庫や物流の関係は、より深く複雑になっています。ネットの世界と現実の世界の連携を進めるIoTでも、倉庫や物流は大きなテーマになっています。この分野で普通では出てこないような可能性が現れることを期待して行うのが、今回のコンテストです。
また、コンテストの募集部門としては、効率化や調査研究といった直接的なイノベーションを目指す「ビジネス部門」や「研究部門」がありますが、9月に開かれる「国際物流総合展2016」に合わせ、一般に馴染みのない倉庫や物流の世界を広く知ってもらい理解してもらうということも目的の一つとし、別に「一般・教育・ゲーム部門」を設けました。これも今回のコンテストのユニークな点と言えるでしょう。
主催 | 株式会社フレームワークス |
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共催 | YRPユビキタス・ネットワーキング研究所 |
協力 | 東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター |
後援 | 大和ハウス工業株式会社/大和物流株式会社/トラスコ中山株式会社/国立研究開発法人産業技術総合研究所/ 株式会社マイクロベース |
以下の3部門について、スマートフォンアプリ、Webサービス、ガジェット、調査研究レポートを募集します。
ビジネス部門
物流業務に役立つアプリケーション、倉庫管理業務に役立つアプリケーションなどを募集します。
研究部門
倉庫や物流のデータを利用した経済や交通等の調査研究レポート、そのような調査研究に役立つアプリケーションを募集します。
一般・教育・ゲーム部門
一般消費者に役立つアプリケーション、社会科教育やさらには業界での新人教育などに役立つアプリケーション、倉庫や物流のデータを利用したゲームやエデュテイメントなどを募集します。
応募期間:2016年4月18日(月)~2016年7月18日(月)(23:59 JST)
結果発表・表彰式:2016年9月12日(月)
以下の審査員による審査会を実施します。
坂村 健(東京大学 教授)ー審査委員長
秋葉 淳一(株式会社フレームワークス 代表取締役社長)
小笠原 治(さくらインターネット株式会社 フェロー)
浦川 竜哉(大和ハウス工業株式会社 常務執行役員 建築事業担当)
審査基準は、IoT時代の物流への提案性の観点から総合的に判断します。
ユーザ登録を行っていただいた利用者の方に、株式会社フレームワークスの物流システムに関連した、以下のデータを公開予定です。
株式会社フレームワークスの倉庫管理システム「iWMS」のデータを中心に、トラスコ中山株式会社の実在倉庫内での仕分け作業のデータを公開します。産業技術総合研究所のPDR(自律航法型屋内測位)技術による作業員の位置情報、ウェアラブルデバイスから取得したバイタルデータ、環境のセンサデータなども公開します。
大和物流株式会社の実在物流トラックのデジタルタコグラフから取得された走行記録を公開します。物流トラックの実際の走行位置の情報を含め、コンテスト期間中毎週更新します。
株式会社フレームワークスのリアルタイム貨物動態管理システム「iLTS」から抽出した、物流における、実際の到着時刻のデータを公開します。
株式会社マイクロベースの、男女別年齢人口、配偶関係・男女別15歳以上人口、世帯の種類・世帯人員別一般世帯数などをはじめとした、18のメッシュ統計を公開します。
データの利用方法は、応募開始後に「フレームワークス物流オープンデータ開発者サイト」に掲載します。
フレームワークス物流オープンデータ活用コンテストサイト(http://contest.frameworxopendata.jp/)からご応募ください。7月18日(月)までに応募がない場合は、応募することができません。
コンテストサイトの応募規約に同意すると「フレームワークス物流オープンデータ開発者サイト」に遷移します。
エントリーは次の流れで行います。
フレームワークス物流オープンデータ活用コンテスト開発者サイトの応募フォームから以下の提出物を揃え、応募期間中に応募作品を提出します。
① アプリ、Webサービス、ガジェット、調査研究レポートの説明 (800文字程度)
② 利用したAPIやデータの種類
③ 写真、スナップショット (5枚以内)
④ 説明動画(最大再生時間2分)
⑤ アプリケーションマニュアル(アプリケーションの動作、操作方法)
⑥ アプリケーション又は調査研究レポート公開URL(Google Play、App Store、Windowsストアのほか、応募者が設定した任意のwebサイト)
⑦ 作品(対象がガジェット場合)
ガジェットの場合は作品をコンテスト事務局に送付してください。ただし、アプリケーションが存在しない場合は、その旨を応募時の説明に記載することとします。(2016年7月18日(月)必着)
下記のいずれかで動作するものとします。
(バージョン指定のあるものに関しては、指定したバージョン以上の環境で動作すれば問題ありません。例:iOS 9以上でないと動作しないアプリケーションは可、iOS 7.1では動作するが、iOS 8で動作しないものは不可)
種類 | 要件 |
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モバイルOS | Android 4.2 以上 iOS 8以上 Windowsストアアプリ Apple AppStoreアプリ |
Webアプリ | Google Chrome、Firefox、IE、Safariなどの主要ブラウザの少なくとも一つで動作すること 応募時点の最新バージョンで動作を確認し、応募時に確認したブラウザとバージョンを申請すること |
その他OS | ハードウェアはPC, Mac, Raspberry Pi等、標準的で容易に手に入る物 Windows 7以上 Mac OSX 10.10以上 Linux(ディストリビューションなど明記すること) |
フレームワークス物流オープンデータ活用コンテストAPI利用許諾規約 (以下、「本規約」といいます。)は、フレームワークスの物流システムに関連したデータをオープンデータとして公開し、IoT時代における物流への新提案を、一般の開発者、研究者、学生などの皆様にアプリ開発や調査研究レポート等に利活用いただくことを目的として主催者及び共催者が公開する、第1条で定める物流オープンデータ活用コンテストAPI(以下、物流オープンデータAPI)、アクセストークン及び本物流オープンデータの利用について定めたものです。
第1条(定義)
第2条(物流オープンデータAPI、アクセストークン及び本物流オープンデータの利用)
第3条(著作権)
第4条(知的財産権)
第5条(期間及び終了)
第6条(免責及び責任)
第7条(禁止)
第8条(変更)
第9条(賠償)
第10条(分離可能性)
第11条(プライバシー)
第12条(存続条項)
第13条(準拠法と言語)
第14条(裁判管轄)
フレームワークス物流オープンデータ活用コンテスト事務局
(YRPユビキタス・ネットワーキング研究所内)
E-mail: support@frameworxopendata.jp